九大の知と社会をつなぐー九州大学地域連携推進室

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第48回 海洋への進出を目指す!〜海中ビークル・ロボットによる海洋の調査〜

みんなと”海洋への進出を目指す!”第48回サイエンスカフェ@ふくおかを開催いたしました!!

第48回ポスター

第48回のテーマは
「海洋への進出を目指す!〜海中ビークル・ロボットによる海洋の調査〜」
海中ビークル・ロボットについて考えました!!

今回もBIZCOLIさんの優雅な空間をお借りしました!

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!

今回の講師は、
九州大学大学院工学研究院・海洋システム工学部門 山口 悟 准教授
ご自身の研究内容についてわかりやすく教えてくださいました。

山口 悟 准教授のプロフィール
博士課程までは、船体の横揺れを軽減するためのアンチローリンクグタンクによる船体運動の制御について研 究していました。就職先の応用力学研究所で海洋観測 用海中ロボットの開発プロジェクトに携り、現在まで様々な推進機構による海中ビークル・ロボットを開発 しています。

海底にはメタンハイドレートなどの資源が多く眠っています。しかしながら、その資源をめぐる深海の探査には困難が数多く存在します。水圧は10m深くなるごとに約1気圧ずつ増えていき、深海まで行くと十分に頑丈なものでないと押しつぶれてしまいます。また、深海はマリンスノーなどの影響によって見通しが悪く、視野は数mから数10m程度しかありません。さらには、深海では通信手段に制限があり、日常でよく使われる通信手段の一つである電磁波は減衰が大きく使うことはできません。代わりに水中音響がよく使われますが、信号の伝達速度が遅いというデメリットがあります。
これらの課題に直面しつつも、海中を探査するための数多くの探査機が開発され、様々な場面で活躍しています。例えば、リモコンによって操作をする海中ロボットROVは、メキシコ湾で起きた原油流出事故の処理に貢献しました。自動で運航するような自律型も存在し、精密海底地形図を作成する深海巡航探査機「うらしま」や、エイのような形をした水産資源量調査用グライダー型水中ビークルなどがあります。

〜海中ビークル・ロボットについて語らう〜

第2部の座談会でも質問が活発に飛び交い、大変盛り上がりました。
「海の中での状況把握は難しいのに、そのようにして、探査機を動かし、場所を特定しているのか?」
「どのような仕組みでグライダーが動くのか?」
「海を貫通する宇宙線などは活用できるか?」
など様々な質問が
終了時間いっぱいまで出ていました。

〜次回のサイエンスカフェは?〜

「南極の空を飛行する!」
〜無人航空機による南極エアロゾル観測〜

九州大学院・工学研究員 東野 伸一郎准教授を講師にお迎えして無人航空機による南極のエアロゾル観測に迫ります!

2017年9月8日(金) 19:00から
BIZCOLI 交流ラウンジにてお待ちしております!!

お申し込みはこちら

(堤)

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