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【12/7開催】第76回Q-AOSブラウンバッグセミナー

「生体リズムと時間治療」

 生体には体内時計が存在し、時計遺伝子により制御されている。これにより生体機能や疾患症状に 24 時間周期の日周リズムが認められる。生体リズムの変容が、癌、循環器疾患、メタボリックシンドロームなど多くの疾患のリスクに関与している。体内時計が薬の体内で効き方(効果、副作用)や動き方(動態:吸収、分布、代謝、排泄)を制御し、受容体、酵素、トランスポーターにも日周リズムが認められ、薬の働き方や動き方は時刻により大きく変動する。

 一方、薬が体内時計に働きかけて、日周リズムを操作することもできる。このように、生体リズムを活用することで、リズムの診断、障害回避、操作することができ、医薬品の開発や適正使用につながる。

日  時2022年12月7日 12:10~12:50
タイトル生体リズムと時間治療
演  者大戸 茂弘 教授(薬学研究院 臨床薬学部門)
形  式Zoom Webinar
プログラム司会:横田 文彦 准教授(Q-AOS研究推進コーディネーター)
12:10~12:15 イントロダクション
12:15~12:40 プレゼン
12:40~12:50 質疑応答  
キーワード既日リズム
時計遺伝子
時間治療
申込みURLhttps://zoom.us/webinar/register/WN_svVlbbhYTpiLBTXVptm7BA
ポスターhttps://q-aos.kyushu-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2022/11/BBS_pos_76th_jp_03.pdf
お問合せ担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください)
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