スマートフォンから飛行機まで、私たちの身の回りにある多くのモノは、優れた特性を示す機能性材料から作られており、最近では原子を自在に操る、ナノメートル（ 0.000001 mm）の大きさでの材料合成や性質に興味が集まっています。

　今回の講師である吾郷教授の研究室では、「グラフェン」という食品用ラップフィルムの10万分の1の薄さ(！)の炭素でできた非常に薄いシートを作り、最新のデバイスなど次の産業につながる研究を目指しています。

　今回は特別に最新鋭の顕微鏡を会場に持ち込み、ミクロの世界を実際に体験して、観察する技術の重要性を知ってもらいます。また、グラフェンの元ともなる鉛筆を使った電気回路などお子さんでも楽しめる催しも企画しています。

　さらには、ナノメートルの世界で「2.5次元」とは？　詳しくはサイエンスカフェで！

注：新型コロナウイルス感染症等の影響により、中止・変更となる場合があります。