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第3回「宇宙の謎に迫る! ビッグバンを再現する巨大加速器を解き明かす!」開催レポート
2012.10.05レポートサイエンスカフェ@ふくおか
サイエンスカフェ@ふくおか第3回を開催しました。
今回の講師は高エネルギー加速器研究機構(KEK)の大森博士。
大阪出身の博士によるトークで楽しい時間を過ごすことができました。
今回のテーマは「加速器」!
加速器といえばCERN(欧州原子核研究機構)のLHC(ラージ・ハドロン・コライダー)を 思い浮かべる人も多いかと思いますが、他にも色々な加速器があるんですよ。
もちろん、
大きい加速器は日本にもあります。
(九大の箱崎キャンパスにもあります。 伊都キャンパスでも新しい加速器を建設中です。)
でも実は、
身近なところにも加速器は使われているんです。
例えば、
今は見かけませんが、テレビのブラウン管の中にはプチ加速器が入っています。
また、今使っているインターネットですが、www(ワールド・ワイド・ウェブ)は CERNで誕生したものです。
加速器の世界は遠い世界じゃないんです。
そして、
今回の目玉、加速器の部品が登場!
大森氏が手に持っている銀色の物体が加速器の部品、ビームモニターです。
加速器の中を通っているビームが正しい位置にあるかを見るために使います。
この中を加速された粒子が通ります。
皆さん、初めて触る加速器の部品に興味津々でした。
最後の質問コーナーでは、多くの参加者が大森氏へ質問していました。大変積極的な議論がかわされていました!
今回のサイエンスカフェも良いものでした。
また次回も参加をよろしくお願い致します!^^
(中居)