九大の知と社会をつなぐー九州大学地域連携推進室

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新型コロナウイルス感染症とSDGs

 5月26日に人社系協働研究・教育コモンズの第9回シンポジウム「新型コロナウイルス感染症とSDGs」を開催いたします。皆さまご参加いただきますよう、お願いいたします。

 2015年9月に国連において社会・環境・経済分野における課題に対して17の目標と169 のターゲットで構成される持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。SDGsの推進を目指し、政府企業、NGOなど様々な主体が積極的に課題解決に向けた取り組みを行う中で、九州大学においても自然科学分野及び人文社会科学分野において精力的に研究が進められています。

 日本学術会議ではSDGs推進に向けた研究体制として「SDGsの目標達成と個別の課題の解決には相互に複雑な関係があり、この問題に取り組むためには多くの学術領域の協働と社会との強い連携が不可欠となる」と指摘して います 。 この指摘を踏まえれば、SDGs推進に向けた研究には 幅広い分野の研究者による 学際的な研究体制が必要であり、その体制をいかにして構築するかが重要となります。

 こうした背景の下、九州大学人社系協働研究・教育コモンズでは「持続可能な開発目標(SDGs)と循環経済」というテーマを研究活動の指針の一つとして掲げ、多様な分野の研究者による協働研究の活性化を目指しています。本シンポジウムでは、新型コロナウイルス感染症とSDGsの関係性、特に低炭素エネルギー社会への転換に注目した内容で 議論します。是非とも、皆さまの積極的な参加をお待ちしています。

日 時2021年 5月26日(水) 15:00~17:30
講 演「 COVID 19 が低炭素エネルギー社会への転換に及ぼす影響 」
Andrew Chapman(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 准教授)
司 会藤井秀道(九州大学 経済学研究院 准教授)
開催報告http://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_9.html
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