九大の知と社会をつなぐー九州大学地域連携推進室

九大の科学コミュニケーション

Q-STRINGの活動実績

科学コミュニケーション推進グループ設置記念公開シンポジウムを開催

学内外で行われる科学コミュニケーション活動の支援を目的に、九州大学社会連携推進室科学コミュニケーション推進グループ(Q-STRING)が新しく設置され、令和3年9月7日(火)に、設置記念公開シンポジウムをオンラインで開催しました。
 シンポジウムでは、社会連携推進室長でもある福田理事・副学長の開会の挨拶にはじまり、本学の卒業生でもありジャーナリストの元村有希子氏(毎日新聞論説副委員長)に基調講演、小林俊哉准教授(本学科学技術イノベーション政策教育研究センター)に科学コミュニケーション入門となるレクチャーを行っていただきました。その後、学内外の活動事例の紹介発表に続いて、発表者によるパネルディスカッションなどを通じて、サイエンスコミュニケーションの重要性を共有し、今後の展望について積極的な意見交換が行われました。最後に、荒殿理事・副学長・プロボストからの閉会の挨拶で盛況のうちに幕を閉じました。なお、シンポジウムの参加者は学内外から約250名に上りました。また、閉会後のオンラインによる交流会にも多くの方にご参加いただき、講演者・参加者の区別なく、活発な議論が行われました。
 事後アンケートでは、「これまでなんとなく見たり感じたりしていたことも、『科学』という軸を持つことによって、より深く、興味深く知ることができると思います。」、「研究者・職員・学生と一般市民とが科学に関してお互いにコミュニケーションを取り合う場所としてこのような活動が今後も継続されることを心から期待します。」といった意見が寄せられました。
 学生・教職員・企業・学校・一般の方を問わず、科学コミュニケーションに関心のある方はぜひQ-STRINGにご相談ください。

パネルディスカッションの様子

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