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【9/20開催】ロシア・ウクライナの歴史と文化を考える

 9月20日に人社系協働研究・教育コモンズの第11回シンポジウム「ロシア・ウクライナの歴史と文化を考える」を開催いたします。

 2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が開始され、現地では今なお戦闘行為が続いています。これに対し、九州大学では3月3日付総長メッセージにて、「今回の侵攻による如何なる影響も、本学に所属する研究者及び留学生に及ばないよう最善の努力をする」ことが表明されました。また5月12日には「九州大学によるウクライナの学生・研究者への支援プログラム」がスタートし、学生(主に大学院生を想定)を研究生(非正規生)として、また研究者を訪問研究員等、各部局における研究員(無給)として受入れる支援が始まっています。

 しかし、ロシアとウクライナの関係がいかなるプロセスを経て構築されてきたのか、またそのような過去がいかなる形で「記憶」されてきたのかを、われわれはまだ十分に理解しているとは言えません。そしてこの歴史を理解することは、現状を中・長期的視座から捉え、またウクライナの学生・研究者への支援を円滑に進めるうえで不可欠といえます。

 そこで今回のシンポジウムでは、ロシア・ウクライナの宗教と文化を研究されている高橋沙奈美氏を講演者としてお招きし、さらにロシアの近現代史がご専門の金山浩司氏、左近幸村氏をディスカッサントにお招きする形で、ロシア・ウクライナの歴史と文化について考えてみたいと思います。

日 時2022年 9月20日(火) 15:00~18:00
講 演高橋沙奈美(九州大学大学院人間環境学研究院 講師)
ディスカッサント金山浩司(九州大学基幹教育院 准教授)
左近幸村(九州大学大学院経済学研究院 准教授)
司会・聞き手今井宏昌(九州大学大学院人文科学研究院 准教授)
国分航士(九州大学大学院人文科学研究院 講師)
ウェブサイトhttp://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_14.html
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