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「未来の科学者へ!カーボンニュートラルへの挑戦~脱炭素の授業と実験で学ぶ科学のチカラ~」を開催(令和5年度公開講座)
令和5年12月10日(日)に九州大学医学部百年講堂で、九州大学、福岡教育大学、九州工業大学の三大学から、「脱炭素」や「エネルギー」に関する研究・教育を行う教員が登壇し、次世代を担う子どもたちへ、実験も交えながら科学の面白さや可能性を伝え、「今、私たちにできることは何か?」を考えてもらうとともに、これからの学びを後押しすることを目的とした公開講座を開催し、親子含む約60名の方にご参加いただきました。

当日は、本学 水素エネルギー国際研究センターの西原正通 教授による「脱炭素化に向 けた水素エネルギーの役割と課題」と題した
授業に続き、九州工業大学 大学院工学研究院機械知能工学系の矢吹智英 准教授による「熱エネルギー技術が地球を救う」の授業が
行われました。
授業では、参加した子どもが真剣にノートをとる姿や、先生からの質問に積極的に回答する姿も見られ、現代社会における
エネルギー問題について、参加者と共に考える時間となりました。
第二部では、福岡教育大学 教育学部理科教育研究ユニットの伊藤克治 教授による体験型企画「カーボンニュートラルを目指した
発電について学ぼう」が行われ、実験を通じて電気や光、空気の性質などについて学び、大変賑わっていました。
会場には、授業で得た知識をより深めていただくため、水素エネルギーを利用したFCV(燃料電池自動車)の「MIRAI」を展示し、
本学 西原教授の解説のもと、多くの参加者に次世代のエネルギーを利用した製品に触れていただきました。
開催後のアンケートでは、「普段の授業では学べない内容に触れることができた」「大学の先生の話を聞く貴重な機会であった」
「カーボンニュートラルについて、もう少し親子でも話をしたい」といった感想が寄せられました。
本講座を通じて、子どもから大人まで科学の面白さに触れ、エネルギー問題をはじめとした様々な社会課題について、
「わたしたちにできることは何か?」を考えていただくきっかけの一つとなったのではないかと思います。
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※本公開講座は、一般社団法人国立大学協会九州地区支部会議の取組としても位置付け、九州大学が主催したものです。
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