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【4/17開催】第137回Q-AOS ブラウンバッグセミナー

「鏡からみた古代日本の国家形成」

日本列島の先史時代の中でも、弥生・古墳時代は、中国・朝鮮半島との活発な交流によって特徴付けられます。そうした古代東アジアの交流の歴史を物語る資料の一つとして、青銅製の鏡があります。青銅鏡は、弥生時代に朝鮮半島からもたらされた鏡が最初に出現します。その後は中国で生産された鏡が列島にもたらされ、列島の地域社会の統合や社会組織の複雑化を引き起こす要因の一つともなりました。古墳時代には、近畿を中心として巨大な前方後円墳が築かれるようになり、九州南部から東北南部まで前方後円墳の築造が広がりますが、それと重なるように中国からもたらされた鏡や、それをもとに列島で生産された鏡も広く流通しました。このことが、後の近畿地域を中心とした古代国家形成の基礎になったと考えられています。最近でも、考古学上の新たな遺跡の調査や発見として、これらの鏡や古墳が注目されています。本セミナーでは、そうした考古学の最新の研究成果について御紹介したいと思います。

日  時2024年4月17日(水) 12:10~12:50
タイトル「鏡からみた古代日本の国家形成」
演 者辻田淳一郎 准教授(人文科学研究院 歴史学部門)
形 式Zoom Webinar
プログラム12:10~12:15 登壇者紹介
12:15~12:40 「鏡からみた古代日本の国家形成」
登壇者:辻田淳一郎 准教授(人文科学研究院 歴史学部門)
12:40~12:50 質疑応答
お申込み事前申し込み不要
※お申し込みは下記、登録フォームよりお願いいたします
申込期限︓各回開催日当日セミナー終了時まで
https://zoom.us/webinar/register/WN_xJ9TshGtRHiRdhHAHF7DEw
ポスターhttps://q-aos.kyushu-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/BBS_pos_137th_jp_02.pdf
お問合せ担当:九州大学Q-AOS事務局
電話番号:092-802-2603・2605
メールアドレス:aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp(★を@に変えてください。)
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