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第104回サイエンスカフェ@ふくおか「原子の数を制御して化学反応のメカニズムに迫る!」~身の回りから宇宙まで~

2024年9月27日(金)に第104回目となるサイエンスカフェ@ふくおかを開催しました。
今回も、BIZCOLIさんの落ち着いた雰囲気の素敵な空間をお借りし開催!小学生から大人まで!たくさんの方々にご参加いただきました!

講師のご紹介

荒川 雅 准教授 九州大学 理研究院 地球惑星科部門
神奈川県葉山町出身。
潮風と波の音とともに育つ。
科学者を志すきっかけは、学研の「科学」とバック・トゥ・ザ・フューチャーのドク。
2011年、博士課程修了後に九州大学 大学院理学研究院 化学部門へ。
2024年、同研究院 地球惑星科学部門に、とても近距離の引越し。
趣味は、ワインを飲むこと、お寺やテトラポットでの読書、一人旅、映画鑑賞、写真撮影。
好きな言葉は「我に七難八苦を与え給え」。

今回は「原子の数を制御して化学反応のメカニズムに迫る!」 ~身の回りから宇宙まで~ と題してお話いただきました!

【第一部】
荒川先生の自己紹介からのスタート!
先生は小中学生向けの新聞に化学記事を掲載されていた経験があるそうです。
世代の幅が広いサイエンスカフェの様な場での講演には緊張を感じられていたそうですが、
笑顔が絶えず、ご参加いただいた方々とより近い距離感でお話いただきました。

荒川先生が化学を志すきっかけとなったのが
映画「BACK TO THE FUTURE」

お話は段々と化学の世界へ・・・
「氷」にも実は19種類あるんですよ!という話題から”THE化学”という感じのスライドとともにお話は進みます。

宇宙にも氷って存在するのだそう!!

先生の目にはモノって記号で見えてるの!?と思う程に難しそうなスライドが出てきます。
でもお話を聞いていると、とても興味深い内容で…どんどん化学の世界に入っていきます☆
生活の中の身近なところにも、視点をかえると化学が見える!!と思うようなお話。化学者の視点ってすごいなと感じるお話でした。

このスライドを見ただけでは何の話しか???
化学が好きな方と参加した人だけが理解できるお話☆

参加者の中には小学生も!講師と参加者の距離が近いので質問が飛び交います。
わからないことはその場でクリアにできるのが、このサイエンスカフェの良いところです♪

アリストテレスとアレニウスの話に付随して…「そもそも自分(人間)はどうやって誕生したのか?」という様な素朴な疑問を持って
考えを巡らせることも大事だと先生は仰っていました。
自分の研究が生活のどこに活きているのだろう?と疑問を感じることもあるのだそうです。
ですが、そのように考えることで見えてくるものがあるのかもしれません…。

【第二部】
先生を囲み、座談会形式の第二部。ここでも質問が飛び交い、大盛況で今回のサイエンスカフェは閉会となりました!

限られた時間の中でしたが、沢山の話題をご準備いただき、とても幅広い内容をお話いただきました。
荒川先生、貴重なお話をありがとうございました!


次回の「サイエンスカフェ@ふくおか」のお知らせ 
次回は、10月25日(金)19時よりBIZCOLIさんの交流ラウンジにて対面で開催されます。
台風で延期となっておりました第103回の振替開催となります!
皆様のご参加をお待ちしております!

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