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第108回サイエンスカフェ@ふくおか「空を飛びかう見えない波をつかまえる」〜45ヶ所で気圧を測ると??〜

2025年6月20日(金)第108回となるサイエンスカフェ@ふくおかを開催しました!
今回の内容は気圧測定!BIZCOLIの素敵な空間をお借りし、今回は、大学生以上の大人でいっぱい!
約25名の方々にご参加いただきました!


今回は「空を飛びかう見えない波をつかまえる」〜45ヶ所で気圧を測ると??〜と題してお話いただきました!

【第一部】
今回のファシリテータは吉岡瑞樹 先生(九州大学基幹教育院 教授)に務めていただきました!
まずは、中島先生のご紹介、ご挨拶。中島先生はとても柔らかいお話の仕方で優しい雰囲気♪小学生から高校生に向けてお話される機会多いそうで、”こんなに大人ばかりなのは緊張します”と仰っていました。
吉岡先生との掛け合いに笑いが起こる場面もあり、柔らかくなった雰囲気の中スタート!

中島先生の専門分野は、地球や太陽系内外惑星の大気・海洋・内部の流体運動、および、惑星の地震学等の理論的研究をされています。近年では、大気波動が津波の早期警戒に使えるのではないか?というお話もあり、大気波動の観測も行っていらっしゃるそうです。
気圧の変化を測定するため、福岡市内45ヶ所に装置を設置し観測されている中島先生。福岡市実証実験フルサポート事業として取り組まれています。
今回のお話では、気圧とは?というところから、気圧測定について、観測からみえてきたこと、今後の展望 etc… などお話いただきました!

”気圧の変化とは??”空気が押し合いっこしている様子をスライドで説明していただいた後に、早速実験!!
ビニール袋の中に気圧測定器を入れて、膨らませたビニール袋をぎゅーっと抱きしめる!そうすると中の空気が押されて…スクリーンに映し出されているモニターの数値に変化が!!
子どもがいると譲ってしまいがちな体験を今日は思う存分大人が体験♪会場はワイワイと楽しい声が!!

市内45ヶ所という、密度の高い気圧測定をするということは世界的にも珍しいことかもしれません!と中島先生。観測をしてみてわかった変化があり、その変化をもとに予測できる気象現象があるのだそうです。一般的な天気予報では、降水確率や気温に注目しがちで、気圧はあまり気にしてなかった…という方も。一方で、気圧の変化で片頭痛がする。体調に変化が起きる。気圧に敏感!という方も少なくない様でした。
皆さんが感じている気圧は様々かもしれませんが、”気圧”これから大注目すべきかもしれません!

第一部の最後に、先生の今後の展望をお話くださいました。気圧測定することで得られたデータから、雷雲などの気象現象とのつながりが見えてきました。今後、津波予想の他にも、短時間の細かい天気予報など、気象予測にも役立てていきたい!そして、地域に密着した災害情報をみなさんがいつでも入手できる社会をつくることに役立てていきたいと仰っていました!
福岡市との事業には期限があり、続けていくことができないそうです。何らかの形で、中島先生の研究がもっと広範囲に広がり、先生想い描く未来が実現できることを願います!ご協力いただける企業や自治体の皆様!ご相談お待ちしております!!

【第二部】
座談会形式に配置を変えて第二部がスタート!早速、先生持参の様々な実験器具が並びます♪何をするのだろう♬とワクワクです!!
器具を使って体験してみての質問や、第一部でのお話に関する質問など、座談会なので色々な話が気軽にできます。質問に先生からの返答があり、また次の質問!楽しい時はあっという間に過ぎていき、今回も終了のお時間となりました。

お子様もいたら楽しめただろうな~と思う今回でしたが、大人が十分に楽しませていただいた回となりました!空気砲を打ってみたり、センサーに圧力をかけたり!見えない気圧の動きを見える様に霧を発生させての実験をしてみたり♬中島先生のお人柄が現れる回だったように感じます☆
中島先生、沢山のご準備をしていただき、貴重なお話、お時間をありがとうございました!

次回以降のサイエンスカフェ@ふくおかの開催は8月、9月の開催を予定しております!
日時など決まりましたら、こちらのホームページでお知らせいたします。

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