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Qst Lounge #7「水素エネルギーと脱炭素~水素技術の社会普及に向けて~ 」開催レポート

2025.10.29レポートK@ITO

 10月3日(金)に「いとLab+」内にある九大伊都 蔦屋書店様のアートラウンジにて、第7回目となるQst Loungeを開催しました。

Qst Lounge(キューストラウンジ)とは?

九州大学社会連携推進室 科学コミュニケーション推進グループ(Q-STRING) が主催する「一般の方と研究者の語らいの場」です。
どなたでも気軽にご参加いただけます!

Q-STRINGは、九州大学の科学コミュニケーションの活性化を目的に2020年4 月に設置されたグループで、部局横断的なメンバーで構成されています。
本学が掲げる「Kyushu University VISION 2030」の柱の一つである「社会共創」のビジョンのもと、サイエンスカフェをはじめとした様々な活動に取り組み、科学コミュニケーションの実践と場づくりを支援しています。

今回の講師は、本学工学研究院 立川 雄也 准教授です!

はじめに、立川先生の自己紹介からはじまります。
生物、車、マツケン(松平健)がお好きだという立川先生☆柔らかく語り掛けるような声のトーンでお話が進みます。

『水素エネルギー』という本題に入る前に、環境・気候変動についてのお話がありました。
水素エネルギーを考える上で知っておくべき、日本・世界・地球の現状。
エネルギーを作る時には、石炭、石油を使い二酸化炭素(CO2)を出しながらエネルギーを作っています。石炭、石油は有限であり貴重な資源です。

近年、夏がものすごく暑くなっていると感じられますが、これは平均気温が上がっていることが原因。1980年代から2000年代にかけて、急激に気温があがっている。このような気候変動が、雨量にも影響し、大雨災害、水害がおこっています。
この様なお話から、水素に関係の深いアメリカ合衆国のお話へ。そして水素エネルギーについてお話は深まっていきます。

「水素エネルギー」といっても、一つのモノという訳ではなく、生成方法によって種類があるそうです。
水を分解して水素を作る。その分解の課程で稼働させるためのエネルギーも必要になります。

お話の中には、先生からの問題も出題されました。水素1トンの価格について!水素は高価なので、いかに安く提供するかが課題。価格低下に向けて動いているところなのだそうです。

水素の本題に入ると、参加者からの質問も増えていきました。
世界的に見た、水素エネルギーが担う再生可能エネルギーの希望と今後の課題など、先生の頭の中に描かれている未来を少しみせていただいた様に感じました。
一見、難しい内容に思えますが、始めからお話を聞いているとなんとなく理解でき、知識として入ってくるのが不思議です。興味を持って参加されている方々はもっと得るものが多かったはずです!

水素エネルギーを身近に感じることができるのは、やはり水素カーでしょうか!九州大学周辺では、水素を燃料として動く車、バスが実際に稼働しています。
九州大学には水素エネルギー国際研究センターがあり、水素で動く車を体験できるような施設があります!
立川先生は、水素エネルギー国際研究センター併任で研究されていらっしゃり、再生可能エネルギーによる水素製造の効果の検討やCO2フリーエネルギーに向けた開発を進めていらっしゃいます!

今回は先生のお話が終わった後の質問がとても多かった回でした。直接先生に質問し、その場で答えが返ってくるという貴重な場!Qst Loungeの良さだと思います☆
立川先生、大変お忙しい中ご登壇いただき、貴重なお時間をありがとうございました!!

今回も、九大伊都蔦屋書店まで足を運んでいただき、ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございます!
今後もアンケートなどをもとに Qst Lounge を皆さまの身近に感じられる空間にしていきたいと思います。
様々な分野のサイエンスをお届けすべく次回を企画してまいります!

次回の Qst Lounge の開催は未定となっております。
開催が決まりましたら、こちらの社会連携推進室HPにてお知らせいたします。

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