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Qst Lounge #8「我々はどのようにして野生動物と共存すべきか?-狩猟の世界から学ぶ未来- 」開催レポート

2026.03.02レポートK@ITO

1月30日(金)に「いとLab+」内にある九大伊都 蔦屋書店様のアートラウンジにて、第8回目となるQst Loungeを開催しました。

Qst Lounge(キューストラウンジ)とは?

九州大学社会連携推進室 科学コミュニケーション推進グループ(Q-STRING) が主催する「一般の方と研究者の語らいの場」です。
どなたでも気軽にご参加いただけます!

Q-STRINGは、九州大学の科学コミュニケーションの活性化を目的に2020年4 月に設置されたグループで、部局横断的なメンバーで構成されています。
本学が掲げる「Kyushu University VISION 2030」の柱の一つである「社会共創」のビジョンのもと、サイエンスカフェをはじめとした様々な活動に取り組み、科学コミュニケーションの実践と場づくりを支援しています。

今回の講師は、本学基幹教育院 安田 章人 准教授です!

はじめに、安田先生の自己紹介から。参加した方は感じられたかと思いますが、イントネーションでもわかるように関西人です!という明るい雰囲気のご挨拶からはじまりました。
”大学の先生っぽくない”とよく言われるという安田先生。とてもアクティブな方!という印象です。
実際、研究の一環から狩猟もされていて、現役ハンターでいらっしゃいます。
アフリカ、カメルーンをはじめ、海外に行き、現地で生活しながら環境についての研究をされたり…という経験をお持ちの安田先生。やはりアクティブです!
ハンター先生の猟場は九大伊都キャンパス!「職場が猟場」なのだそうです。九大側から、イノシシを狩って欲しいという依頼により、本格的に職場で狩猟をされるようになり、学生でも興味を抱く方も多くいたことから、九大公式の狩猟サークルを立ち上げ、『九大ジビエハンター』としてもご活躍されていらっしゃいます!
そんな安田先生、さすが大学の先生です!無知な私達にも伝わる様に、丁寧にお話いただきました。

環境社会学がご専門の安田先生。自称、狩猟学とご紹介されていました。野生動物と人間との関わりについて、最近のニュースでもよく取り上げられており、関心をお持ちの方も多いと思います。今回の講演では、クマやシカが人間の住む環境に出没する問題について、様々な要因を挙げてお話が進みます。

お話の途中でも質問大歓迎なのがQst Loungeです!思い立った時にご質問いただけるので、その場、その場で質問もあり、安田先生にお答えいただきながら理解を深めていくことができます。
クマによる被害に見られる様に、市街地に出る野生動物が増えている現状。被害が深刻化するとともに、報道も過熱しているので、皆さんもよく耳にする話題だと思います。
なぜ野生動物の数が増えているのか?シカを例に挙げると、近年、生息する地域が広がっているとうデータがあります。では、なぜ生息域が広がったのか?考えられる要因として①自然的要因、②人的要因があげられます‥‥。という様に、お話がどんどん掘り下げられていきます。研究の進め方として、この様に考えを巡らせていくのか!と違う面でも学びのあるお話です。

今回は、最近話題となっていた野生動物と人間との関係についてのお話を伺いました。
時事的な話題だったこともあり、飛び入りでご参加いただいた方もいらっしゃり、お申込み以上のご参加をいただきました!また、質問も色々とあり、この場だから聞けることをご相談いただいた方もいらっしゃいました。参加した皆で共有し、さらに知識を深めることができた時間だと感じます。
安田先生、大変お忙しい中ご登壇いただき、貴重なお時間をありがとうございました!!

今回も、お申込みいただきご参加いただきました皆さま、足を止めてご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました!
今後もアンケートなどをもとにより良い Qst Lounge をお届けしていきたいと思います。

次回の Qst Lounge の開催は未定となっております。
開催が決まりましたら、こちらの社会連携推進室HPにてお知らせいたします。

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