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第113回サイエンスカフェ@ふくおか「パラサイト昆虫の巧妙な戦略の謎に迫る!」~寄生アリや寄生バチによるホストの行動操作~
2026.03.19レポートサイエンスカフェ@ふくおか
2026年3月6日(金)第113回となるサイエンスカフェ@ふくおかを開催しました!
今回の内容は昆虫の寄生戦略の謎!BIZCOLIの素敵な空間をお借りし、
「パラサイト昆虫の巧妙な戦略の謎に迫る!」~寄生アリや寄生バチによるホストの行動操作~
と題してお話いただきました!
昆虫の寄生戦略とは??
昆虫の世界にも目に見えない闘いがある。寄生された昆虫による行動操作・・・。親を子が戦略的に襲う!?
私達が知らない世界を、九州大学理学研究院 髙須賀先生にお話いただきました。


■ 講師 ■
髙須賀 圭三 助教
◈ 九州大学 大学院理学研究院生物科学部門
愛媛県松山市出身。
愛媛大学農学部での卒業研究でクモヒメバチの生態を調べ始めてから、現在までずっと同じ研究テーマをどこかの大学で追究しています。
愛媛大学で博士号取得→2012年神戸大学→2017年慶應大学→2024年九州大学。
Love: ビール、ウイスキー、紅茶、Green Day、ヤクルトスワローズ
◆第一部
ファシリテータは九州大学基幹教育院の吉岡瑞樹先生。
今回の講師、髙須賀先生は卒論でクモヒメバチについての研究を始めてから、一回も研究テーマを変えずに現在も研究を進められているそうです。今回は寄生性のハチ目昆虫について深~いお話をしていただきました。



クモヒメバチとケアリについて詳しいお話が進みます。今回のキーワード『行動操作』です。
主な登場人物(昆虫の種類ではなく行動の種類)は3種類。
パラサイト:他の存在と共生することで利益を得ながら生存する生き物で、寄生先の生物から奪いながら生存している。
ワーカー:パラサイトに操られている者たち。
ホスト:寄生され奪われる生き物。(最終的には死に至る)
登場人物のご紹介だけでも、恐ろしい光景が浮かぶと思いますが、昆虫の世界でこんな関係があり、繰り広げられた世界があることに驚きます。



非常に興味深い世界に、参加者もどんどん引き込まれていきます。
実は、この恐ろしい寄生の関係が、親子間で繰り広げられているのです…。寄生される側の親に感情移入してしまうと…言葉がありません。涙
髙須賀先生は研究者として冷静にお話されていますが、昆虫の世界の衝撃的な一面を知り、皆さまからの質問が止まりません!


髙須賀先生の説明によると、昆虫の巧みに見える行動や戦略も、進化の結果として獲得された習性によるものなのだそうです。その後もお話が進み、髙須賀先生ワールドが繰り広げられていきます。
参加の皆様から、様々な質問がありましたが、全てにはっきりとしたお答えを出してくださる髙須賀先生。質問のレベルも高いですし、お答えいただくことで聞いてるだけの私達も理解を深められました。
◆第二部
休憩をはさみ、席の配置を変えて座談会形式の第二部となります。
第二部では、皆さまからの質問がメインの時間となります。第一部でも沢山の質問をいただきましたが、待ってました!とばかりの勢いで、沢山手が挙がり、質問が飛び交います。
今回は質問がすごく多くて、時間が足りないと感じる程大盛況でした。


先生のお話は、一般的にはなかなか足を踏み入れる世界ではなかっただけに、とても興味深く、私達の知識や興味が広がるお話だったと感じます。
髙須賀先生、とても貴重なお時間をありがとうございました!
また、ご参加くださった皆様、足を運んでいただきありがとうございます☆
今回、昆虫の不思議な世界に引き込まれた方多かったのではないでしょうか!
大人になり新しい世界を知るという刺激を得られる、サイエンスカフェ@ふくおか
次回以降の開催をお楽しみに♪

次回のサイエンスカフェ@ふくおかの開催は5月頃を予定しております。
日時など決まりましたら、こちらのホームページでお知らせいたします。
