九大の知と社会をつなぐー九州大学地域連携推進室

九州大学111周年記念 VISION EXPO シンポジウム

九州大学×社会連携
「社会と大学をつなぐ挑戦」
~みんなでつくる総合知~

 九州大学は2030年に目指す姿を「総合知で社会変革を牽引する大学」と定め、「知の拠点として地域社会やグローバル社会と共生・共創し、研究教育活動を通して社会の持続可能な発展と人々のウェルビーイングの向上に貢献する」という社会共創のビジョンを掲げています。
 本シンポジウムは創立111周年記念VISION EXPOの一環として開催し、社会と大学をいかに結びつけ総合知を創出・活用するか、多様な登壇者による講演を通じて、共創の場づくりと実践について考えます。

タイトル九州大学×社会共創『社会と大学をつなぐ挑戦』みんなでつくる総合知
日  時 2023年3月6日14:00~18:00
場  所 稲盛財団記念館 稲盛ホール(伊都キャンパス)/オンライン(YouTube)のハイブリッド
九州大学伊都キャンパスへのアクセス
伊都キャンパス キャンパスマップ ※稲盛財団記念館は㊽の建物です
定  員 60名(伊都キャンパス)
※伊都キャンパスについては定員になり次第締め切りとさせていただきます
オンラインの人数制限はありません
対  象 教職員、学生、一般市民
参加費 無料
申し込み 下記のフォームより参加登録をお願いします。
参加登録フォーム

 

シンポジウムプログラム

14:00~14:05 開会挨拶
 石橋 達朗(九州大学 総長)
14:05~14:15 挨拶
 中村 英一(福岡市 副市長)
14:15~14:25 趣旨説明・調査アンケート結果等報告
 村上 洋子(九州大学 理事、社会連携推進 室長)
 吉岡 瑞樹(九州大学 科学コミュニケーション推進グループ グループ長)
第一部「共創の場としての大学」
14:25~14:45 招待講演1
「社会共創を巡る3つの誤解」
 亀井 信一(九州大学 未来社会デザイン統括本部 ディレクター)
<プロフィール>
 1986年三菱総合研究所、1990年理学博士、2022年から現職に客員教授として着任。
2つの主体が新たなものを共創するには、的確な目標やビジョンを共有し共領域を形成して事に当たる必要があります。未来共創の課題点を示すとともに、九州大学の取組みを紹介します。
14:45~15:05 招待講演2
「社会と大学をつなぐ:大阪大学21世紀懐徳堂の挑戦」
 肥後 楽(大阪大学 21世紀懐徳堂 特任研究員)
<プロフィール>
 大阪大学21世紀懐徳堂は、多様なアウトリーチ活動の展開を通じて、市民と共に学ぶ場の創造に貢献してきました。
その成果を紹介しながら、社会と大学の共創の場における今後の課題について検討します。
15:05~15:25 招待講演3
「共創のコーディネート機関としての大学」
 森田 泰暢(福岡大学商学部 シチズンサイエンス研究センター センター長)
<プロフィール>
 准教授、福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターでセンター長を務める。
地域共創活動の調整において、大学が発揮できる価値とその存在意義は何か。自治体や企業との連携を通じて体感した点を事例を通じて伝え、参加者とともに考える機会にしたいと思います。
15:25~15:45 招待講演4
「競争に向けた社会との協働:大学のポテンシャル」
 藤井 秀道(九州大学大学院 経済学研究院 教授)
<プロフィール>
 人文・社会科学分野の協働研究・教育活動を目的としたプラットフォーム「人社系コモンズ」の企画・運営を担当している。
本講演では知の拠点として社会との共生・協働を通じた活動の意義や課題、大学のポテンシャルについて、人文社会科学の視点から紹介します。
15:45~16:00 休憩
第二部「実践から学ぶ共創」
16:00~16:20 招待講演5
「”市民参画”と”インパクト”の視点からシティズンサイエンスを考える」
 谷村 優太(日本科学未来館 経営戦略室 室長代理)
<プロフィール>
 2002年3月九州大学大学院修士課程修了後、日本科学未来館入社。2021年山梨大学大学院博士課程修了(医科学博士)。
「市民とともに研究開発を推進する取り組み」「世界中の科学館と実施したシティズンサイエンス」を例に、今後の科学コミュニケーション活動について一緒に考えたいと思います。
16:20~16:40 招待講演6
「公共メディアが作る「社会と科学の懸け橋」~シチズンサイエンスを通じたNHKのチャレンジ~」
 磯田 美菜(NHK「シチズンラボ) ディレクター)
<プロフィール>
 NHKが取り組むシチズンサイエンスプロジェクト「シチズンラボ」。研究者と市民を繋ぐハブになることを目指し、自然科学や心身の研究等、幅広い分野と連携を進めている。
番組だけでなく多角的なコミュニケーションを通じ、持続的に社会に還元する手法に挑戦中。
16:40~17:00 招待講演7
「現場からお伝えします!無関心層へのリーチ(共創に向けたコミュニケーションとは)」
 黒ラブ教授(東京大学 客員研究員、吉本興業)
<プロフィール>
 科学に興味がない人向けの科学コミュニケーションを専門にする人。大学の先生をしながら科学漫談で全国で活動している。JSTでサイエンスアゴラ賞受賞など。
科学コミュニケーションの研究もしているので、二つの観点からお話します。何も学ぶものがなかったらごめんなさい(笑)
17:00~17:20 招待講演8
「社会共創の“社会”とは?〜科学コミュニケーターの役割と課題~」
 本田 隆行(科学コミュニケーター)
<プロフィール>
 大学時代は地球惑星科学を専攻。地方公務員事務職・国立科学館勤務を経て、国内でも稀有なプロの科学コミュニケーターとして活動中。
展示企画や実演の監修、行政連携、大学講師や対話の場作り、執筆業など何でもこなす。 著書・監修に『宇宙・天文で働く』(ぺりかん社)など多数。
17:20~17:50 全体討論
17:50~17:55 閉会挨拶
荒殿 誠 (九州大学理事、プロボスト)

 2022年6月~7月にVISION EXPO の一環として開催されたサイエンスカフェ企画の開催報告については下記のリンクより御覧ください。

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